アトリエの窓辺にて「きまぐれ便り」

 2015-12-23更新

ここからお山の さくらまんかい  山頭火

酒に溺れ、とりあえず今を生きる為に墨染の禅僧姿に身をつつみ
漂泊放浪する俳人の僧、種田山頭火。
無責任で身勝手な生き方しか出来ない男の、己を責め悩み続けた
心の呟きであるその俳句が、彼の心の底を知る唯ひとつのものなの
かも知れません。
俳句からイメージした句抄絵の中の、酔いどれた人間臭い 後ろ姿に
何かを感じて頂ければ幸いです。 莫

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笠にとんぼを とまらせてあるく  山頭火

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風を染め心を描く 山頭火句抄絵集U

植田莫作品集「山頭火と歩く」

A4変形版60頁 2,300円(送料共)